現在の日本では、人が亡くなると大半は火葬します。火葬されたご遺骨は、高温で焼かれているため、骨の表面の成分が変化し、土に埋めても分解され難くなっているため、長い年月をかけてもそのまま残ってしまう事が多くあります。
ご遺骨を尊骨(粉骨)する事で土に還りやすくする事ができますので、お墓(中に土の部分がある場合)への合葬に対しても適していると言えます。また、ご遺骨を尊骨(粉骨)するとご遺骨の容量を減らす事ができますので、お墓に納骨されているご遺骨の骨壺を小さくして、お墓にもっと多くのご遺骨を納める事ができるようになります。
○ 寺院で行う尊骨(粉骨)
寺院という非日常的な空間の中で、お施主様から故人のお話を伺い、お施主様自身の思いを込めて、安らかな処へお届けするお手伝いをさせて頂きます。
場所: | 宗教施設 1時間程度 |
手順: | ① 日程調整 依頼者・寺院 |
② 寺院で待ち合わせ | |
③ 申込み内容確認 | |
④ 御本尊に挨拶 御遺骨 | |
⑤ 粉骨機投入 *粉骨は専用車の中で行います。 | |
⑥ 待合室 待機 御遺骨の納め場所の相談 30分程度 | |
⑦ 回収は尊骨士 | |
⑧ 納骨 | |
⑨ 御本尊挨拶 住職からの法話 |
○ 永代供養墓とのかかわり
永代供養墓にご遺骨を納める際、焼骨したままのご遺骨は合祀して長い年月が経過しても土に還らず、そのままの形を維持する事あります。そのため、合祀した後、見た目にもあまり良い印象をうけない事が多くあります。
ご遺骨を尊骨(粉骨)をする事で早く土に還す事ができます。また、白い粉末状になったご遺骨が合祀された場所は、見た目にも悪い印象を軽減させてくれます。
永代供養墓は、たくさんの方のご遺骨を納められるお墓です。納骨されるご遺骨のご遺族の方々が真心から成仏を願う気持ちに協会として少しでもお手伝い出来たらと思っております。
○ (仮称)天昇骨